インド刺繍リボンで土台のテープをぴったりとくるむことで太めの刺繍リボンをスッキリさせて、使いやすいショルダーストラップができました!
長さは75cm~145mに調節可能です。
使用する刺繍リボンは、ベースがチュール素地のものを選んでください!
(布地・オーガンジー素地の刺繍リボンはベースの布地の厚みや伸縮性のなさが理由で作りづらく、仕上がりがごわごわしやすいです)
また、刺繍リボンの幅は土台テープの太さの2倍強あるものを使用してください。
土台テープに厚みがある場合は必ず厚みに合ったミシン針を使用してください。
(当店で販売しているキット商品の場合は中・厚地用(14~16)のミシン針を使用しています)
・刺繍リボンの1/2の幅の土台テープ 148cm
・リュックカン(土台テープよりも数ミリ内径が大きいものを選んでください)1個
・ナスカン(同上) 2個
・ミシン(土台テープの厚みに合ったミシン針を使用してください)
・透明なミシン糸
作り方
1.刺繍リボン裏側のおさえミシンをほどく

刺繍リボンを裏返し、上下の縫い目をほどきます。
2.刺繍リボンと土台テープを合わせる
a.刺繍リボンで土台テープをくるむ

刺繍リボンを中表にして土台テープをくるみ、
①刺繍リボンの端(青いクリップのところ)は土台と一緒に仮縫いします。
(ミシンで縫ってしまってOKですが、後で解けるように返し縫いはしないでください)
②そして、刺繍リボンと土台テープを一緒に縫わないように気を付けながら、わきを縫います。
b.刺繍リボンを裏返す

土台テープを引いて刺繍リボンを裏返し、最初に縫い合わせた端の縫い糸をほどきます。
※やさしく引っ張ってくださいね!
c.刺繍リボンに土台テープを通す

紐通しを使い、刺繍リボンの中に土台テープを通します。
d.端にミシンをかける
刺繍の位置を調整し、テープの端から数ミリの所にミシンをかけます。
このとき、切りっぱなし部分は土台テープよりも刺繍リボンが1cm長くなるようにしてください。
(このあとの金具つけの工程で端処理をしやすくするためです)

手でずらして、下のように刺繍が中央にくるように直してください。

※ここでは透明ミシン糸を使うのがおススメです!
3.金具をつける
a.片側にナスカンをつける

土台テープから1cmはみ出した刺繍リボンで土台テープの端をくるみ、ナスカンを通して縫い留めます。
この部分は使用する際に負荷がかかるので、必ず何度も縫い返すか、☒印のように丈夫な縫い留め方をしてください。
b.反対側にリュックカンとナスカンをつける

反対側は、リュックカンとナスカンを画像のように(S→Eに向かって)通します。
書き込みなしVerもご参考まで。

c.リュックカンを縫い留める

先ほどと同じように、端は一度土台テープをくるむように折りたたみ、リュックカンを縫い留めます。
こちらも負荷がかかる部分ですので、必ず何度も縫い返すか、☒印のように丈夫な縫い留め方をしてください。
長さが調節できる刺繍リボンのショルダーストラップが完成です!
スマホストラップにしたり、小さめのポシェットのショルダーにしてお楽しみください!
(非常に重たいものは支えられませんのでご注意ください!)


シンプルなデザインのものと合わせるとワンポイントになりますね!
このレシピを使用したショルダーストラップのキットが好評販売中です!
※人気のため完売しやすくなっております。随時入荷して参りますので完売の際はご容赦ください。
キット・刺繍リボンを販売するオンラインショップはこちらです。
今回ご紹介した以外にも、様々なデザインの刺繍リボンや手作りキットをご用意しておりますので是非お気軽に遊びにいらしてくださいね!

今回の「ショルダーストラップの作り方」はvol.2で、その特徴は「土台のテープを刺繍リボンで縫いくるむ」ところでした!
vol.1のショルダーストラップの作り方は、土台テープと刺繍リボンをまっすぐそのまま縫い合わせるタイプのレシピになっています。
vol.1の方がよりシンプルなレシピとなっていますので、よければこちらも参考になさってください!
皆様も作例・レシピを参考に刺繍リボンをお仕立てしてお楽しみください!
もし素敵なお仕立てができましたら、twitterやinstagramでハッシュタグ「#刺繍リボン誂え品」をつけて投稿していただけるととても嬉しいです!