【レシピ】インド刺繍リボンできれいにくるみボタンを作る方法

レシピ・作例

前回の記事「【作例レポート】100円ショップのくるみボタンキットをインド刺繍リボンで作ってみた【大失敗】」では、
SNSで頂いた「くるみボタンキットが刺繍リボンでうまく作れなかった」というコメントをもとに、
刺繍リボンのお店TRIP UTOPIAの店主である私が実際に作例制作に挑んだ結果失敗した様子をレポートにしました。

今回はその失敗を受け、「じゃあ刺繍リボンできれいにくるみボタンを作るには?」という問題を解決して参ります!

この記事でも最初に結論を。
インド刺繍リボンで作るくるみボタンは、
プラスチックのくるみボタンパーツを使って手縫いで作ります!

プラスチックのくるみボタンパーツはこんな見た目です

ちなみにキットを使って失敗した前回の記事はこちら。↓ ↓ ↓


くるみボタンの作り方

くるみボタンを作る例として、
今回はブローチを作っていきます。

材料と道具

・6cm以上幅のあるインド刺繍リボン 6cm
・直径4cmのくるみボタンパーツ 1個
・フェイクレザー(もしくはフェルト) 4cm×4cm
・ブローチ金具 1個
・チャコペン
・裁縫道具
・接着剤

1.刺繍リボン裏側の縫い目をほどく

2.刺繍リボンの裏側にくるみボタンを乗せてチャコペンで印をつける

3.印の1cm外側でカットする

4.フェイクレザー(もしくはフェルト)の裏側にくるみボタンを乗せて印をつける

5.印の5mm内側でカットする

6.刺繍リボンの端から5mmの位置をぐし縫いで一周し、くるみボタンを入れて糸を引いて固定する

※外側に凸面を向けてくるむ

ここがポイント!

このとき、刺繍リボンがくるみボタンの表側でピンと張っている状態にしてください。
刺繍リボンが触ると動いてしまうようなゆるゆるの状態の場合は、2周、3周と縫ってしっかりと固定してください。

どうしても刺繍リボンが締まってこない場合は、対角線上に縫って糸を引いてしまってもOK!
刺繍リボンの柄位置によっては厚みにムラがあって均等に力がかからないので、上記のように工夫してみてください。

厚みのある箇所はざっくり対角に糸をわたしてしっかり引いています。厚みのないところはそのまま。

7.フェイクレザー(orフェルト)の表側にブローチ金具を縫い付ける

今回は作例としてブローチ金具を縫い付けました。

ここはアレンジ可能ポイント!

【アレンジアイディア】
カボション:このパーツに何も縫い付けない。
ヘアゴム:このパーツの中心から5mmの位置2か所に切れ込みを入れ、ヘアゴムを通して結べば、結び目を隠した状態できれいに仕上げられます。
ピアス:このパーツに1か所針で穴をあけ、パーツの裏側から皿付きピアスパーツを刺して接着すれば、皿部分を隠した状態できれいに仕上げられます。

8.くるみボタンの裏側に「7.」のパーツを貼り付ける

接着剤が乾いたら完成!


前回のキットでは出てこなかった「手縫い」の部分が出てきますが、
ザクザクと縫うだけでできるので、きれいに縫い目が揃えられない…とお裁縫に自信のない方もご安心ください!
縫い目は隠れちゃうので大丈夫です!

レシピ中で強調したように、
ポイントは「くるみボタンの表側で刺繍リボンをピンと張った状態にすること」です。
ここがゆるい状態だと見た目にひびくのでご注意くださいね。

アレンジアイディアを活用すれば、カボション(バレッタやイヤリングに使えます!)や、ヘアゴム、ピアスを作ることも可能です。

くるみボタンのキットでついているような足(カン)の部分が無い点は、
この記事でご紹介したようにくるみボタンの裏側に貼り付けるパーツにひと手間加えることで解決可能なので、
これまでくるみボタンキットでうまくいかなかった…という方はこの方法も試してみてくださいね!


また、くるみボタンの裏側をもっとしっかりさせたい(固く平らな状態にしたい)という場合は、
裏側パーツの素材を変えてみるのがおススメ。
裏側パーツを、厚紙をカットして薄手の布地で縫いくるんだものを貼り付けるとよりシャキッとした仕上がりになりますよ。

結論

結論、インド刺繍リボンでくるみボタンを作るときは、
くるみボタンパーツを使って手縫いで作る」のがおススメです!

くるみボタンパーツ自体は100円ショップや手芸材料店等で販売されているので、
ぜひ目的に合った大きさ・かたちのくるみボタンパーツを探してみてくださいね。

裏側に使うパーツは、フェイクレザーやフェルトが基本的におススメです。

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刺繍リボンのお店TRIP UTOPIA

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