【レシピ】インド刺繍リボンの18cmファスナーポーチの作り方【製作時間45分】

今回制作したのは、18cmのファスナーを使ったポーチです。

ファスナーにはいろいろな長さがあり、
「どの長さのファスナーを選べば思った通りのポーチになるか分からない……」
とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか？

18cmファスナーでポーチを作ると、
一般的なペンを入れてもやや余裕があるサイズ感になります。
少し背が高いタイプのボールペンも入りそうです。

刺繍リボンは、約5cm幅のものを使用しました。
細長い仕上がりで、中に入るペンの本数は3本くらいがちょうどいいです。

それでは作り方を見てみましょう。

完成サイズ：縦5.5cm×横18.5cm

記事を書いた人

＜刺繍リボンのお店TRIP UTOPIAの店主＞
・書籍『インド刺繍リボンのこものたち』著者
・幼少時から家族の影響でハンドメイドが身近にあり、
・2020年からインド刺繍リボンを販売している

このブログでは、刺繍リボンのお店TRIP UTOPIAの店主が刺繍リボンに関する疑問に答えるコラム記事や、刺繍リボンを最大限活用するレシピを公開しています！

材料と道具
作り方

材料と道具

・5cm幅のインド刺繍リボン　42cm
・内布　13cm×20cm
・18cmファスナー　１本
・裁縫道具

作り方

１．刺繍リボン・内布をカットする

刺繍リボン：21cmを２本
内布：横20cm×縦6.5cmを２枚

２．刺繍リボンの準備をする

刺繍リボン裏側の縫い目をほどいて縫いしろを伸ばす

３．ファスナーの準備をする

ファスナーの両端を裏面に向けて折り、折った端の半分だけ斜めに折り返して、図のような形に縫い留める

４．パーツを組み立てる

a.刺繍リボンとファスナーを中表に縫い合わせる

ファスナーと刺繍リボンの中心を合わせ、
・刺繍リボン側は縫いしろの折れぐせがついている位置
・ファスナー側は縫いしろ5mmの位置
で縫い合わせる

b.内布とファスナーを中表に重ねて縫う

ファスナーと内布の中心を合わせ、
縫いしろ5mmで縫う

c.刺繍リボンのみ表に返してファスナーわきを縫う

折り返した刺繍リボンの折り目から1～2mmの位置を縫う

※このとき、内布は表に返さないよう注意

d.刺繍リボン同士・内布同士を中表に重ねて縫う

・刺繍リボン側：底は折れ癖がついている位置（刺繍の柄のきわ）を縫う
　　　　　　　　わきは内布と同じ位置（縫いしろ1cm程度になる）を縫う
・内布側：両わきは縫いしろ5mmで縫う
　　　　　底は縫いしろ1cmで、返し口を5cmほど残して縫う

※刺繍リボンは端がほつれやすいため縫いしろを長めにとっています。

e.余分な縫いしろを裁ち落とす

わきは5mm、底は1cmの縫いしろにカットして整える

f.表に返し、返し口を縫い閉じる

返し口から表に返して形を整え、
ミシンの場合：そのまま上から縫う（画像を参照）
手縫いの場合：コの字縫いで縫い閉じる

※コの字縫いにすると縫い目が見えなくなるのできれいに仕上がります。

縫えたら、内布を本体に入れ込んで形を整えて完成！

シンプルな形状ですが、刺繍リボンの柄をそのまま活かせるのがこのファスナーポーチのいいところ。

今回は接着芯を使用しておらず内布もシーチングを使用したので、くったりとしたやわらかい仕上がりになっています。
ファスナーが18cmで長さがあるので、個人的にはもう少ししっかりとした質感になる方が好みですね。
私と同じように、もっとパリッ！シャキッ！とした仕上がりがいいな～と感じる方は接着芯を使用してみてください。
（接着芯も奥が深いですよ！）

このブログでは、今回ご紹介した以外にもインド刺繍リボンを使った様々なレシピを公開しています！

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